ぐい呑 経年の汚れお手入れ

 愛用されていたぐい呑や、ヤフオクなどで購入した中古のぐい呑なんとなく汚れていたからとか、怖くて使用するの躊躇って観賞用にしていたとかございませんか?そんなぐい呑のお手入れ、結構めんどくさくて時間かかるのですがご覧頂こうと思います。

10分ほどお湯につけましたが、あまり変化ありませんでした。ひどく汚れていると、すぐ貫入が茶色く変色します。

乾かしてから、一晩お湯につけます。なんとなくぐい呑の周りのお湯が変色しているような。

翌朝見てみると、めちゃくちゃ汚れが出てきました。これをすすいで、乾かしてみると

若干綺麗になりました。ここから、汚れが出なくなるまでお湯につける→乾かす→お湯につける→乾かすを繰り返し、1週間位。

まだ、二日目だとお湯に浸すとすぐ貫入から汚れが浮き出てきます。

1週間程作業し、1日乾かしました。表面や見込みは綺麗になってきましたが高台が前より汚れてしまったような感じです。こうなると、あと一息。少し漂白剤使用してみます。漂白剤使用の湯につける→漂白剤を抜くために湯につける→乾かすを繰り返します。

ほぼ綺麗になりましたが、嫌な匂いが残っておりもう1日作業繰り返し、乾かします。

高台周り、ぐい呑の匂いも取れました。10日間ほど掛かりました。

 皆様どうぞ大切なぐい呑、酒盃は必ず水又はお湯に浸してからご使用ください。そして使用後は、お湯に一晩浸けて器からお酒を抜いて乾かしてください。