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茶盌特集

茶盌特集 ご挨拶文

まだ寒さの余韻を残しながらも、
春の気配が感じられる頃となりました。
この季節にぜひご覧いただきたい作品を選りすぐり、
志野の茶盌を中心にご案内申し上げます。

土の温もりと、焼成によって生まれる景色が、
静かなひとときにそっと寄り添うことでしょう。

鈴木 蔵 志埜

共箱 
径135mm x 奥行127mm x 高さ95 重さ597g


やわらかな白の肌にあらわれる緋色の景色が、静かに移ろいます。

過度な装飾を排した簡潔な姿の中に、
志野の本質ともいえる温もりと気品が宿る一碗です。

加藤 孝造
唐津風茶盌

共箱 
径133mm x 奥行126mm x 高さ81mm 重さ347g


志野や瀬戸黒とは趣を異にし、豊蔵の作風への共鳴を思わせる作行きです。

土味を生かした枯れた風情と、簡潔な造形が相まって、
静かで奥行きのある景色を見せる一碗となっています。

林 恭助
黒織部茶埦

共箱
径109mm x 奥行111mm x 高さ97mm 重さ339g

黄瀬戸で名声を高め、さらに曜変天目の再現でも注目を集めた林恭助による黒織部茶盌。
確かな技術に裏打ちされた作行きの中に、織部らしい奔放さと緊張感が同居します。

深みのある黒釉と力強い意匠が対比を成し、
掌の中で静かに景色が変化してゆく、存在感ある一碗です。

伝統的な織部の精神を踏まえつつ、現代的な解釈を加えた、林作品ならではの魅力が際立ちます。

鈴木 都 
志野茶盌

共箱
径122mm x 奥行122mm x 高さ87mm 重さ436g


華やかさを抑えた佇まいの中に、志野らしい力強さを静かに湛えた一碗。
柔らかな白釉の肌にあらわれる淡い景色が、穏やかな表情を見せます。

簡潔な姿の中に凛とした存在感を宿し、
日常の茶の時間に自然と馴染む、味わい深い作行きです。


谷口 治
志野茶碗

共箱
径127mm 奥行123mm 高さ78mm 重さ429g

薪窯焼成による豊かな景色が魅力の志野茶碗。
炎の流れがもたらす緋色や窯変が、ひとつとして同じもののない表情を生み出しています。

素朴な佇まいの中に力強さを感じさせ、
掌に収めると土と炎の気配が静かに伝わってくる、見事な焼き上がりの一碗です。

岸野 寛
絵志野茶盌

共箱
径134mm 奥行133mm 高さ88mm 重さ474g

やわらかな白釉の肌に、静かに景色が広がる志野茶碗。
過度な装飾を排した佇まいには、昭和の巨匠を想起させる風格が漂います。

簡潔な姿の中に凛とした気配を宿し、
穏やかながらも深い余韻を残す、味わい深い作行きです。

林 友加
志野茶埦

共箱
径123mm 奥行117mm 高さ107mm 重さ589g

力強い造形と大胆な景色が印象的で、
これまでの志野にない個性的かつ現代的な表現を感じさせます。
現代の住環境にも自然に調和する、新しい感覚の志野茶碗です。

岸野 寛
赤志野茶碗

共箱
径134mm 奥行129mm 高さ83 mm 重さ462g

赤志野特有の柔らかな発色と、薪窯による焼け景色が見事に調和した一碗。
温かみのある色調の中に、力強い土味が感じられ、どこか懐かしさと気品を併せ持っています。
古格ある志野の趣を湛えつつ、日常の茶席にも自然と寄り添う味わい深い作品です。

各務 賢周
黄瀬戸茶盌

共箱
径116mm 奥行116mm 高さ82mm 重さ324g

柔らかな黄瀬戸の発色が、穏やかな景色として広がる一碗。
控えめな装飾の中に、土味の確かさと温かな気配が感じられます。

古陶を思わせる落ち着いた趣を備えつつも、
現代の暮らしの中に自然と溶け込み、静かに茶の時間を豊かにしてくれる作品です。

岸野 寛
魚屋茶盌

共箱
径153mm 奥行142mm 高さ63mm 重さ215g

落ち着いた土味と、薪窯による焼け景色が静かに調和した魚屋茶盌。
低く開いた姿に、素朴で伸びやかな力強さが感じられます。

「魚屋」の名は、古く魚屋の主人が日常使いしていた茶碗に由来するとの伝来もあり、
実用の中から生まれた美を今に伝える意匠として知られています。

古格を感じさせる趣を備えつつ、
日々の茶の時間にも自然と馴染む、味わい深い一碗です。