¥55,000





説明

桑田卓郎 彩色カップ
世界を舞台に活躍する桑田卓郎による彩色カップ。
本作は、2015年に作家本人へ直接依頼し制作された作品です。
白磁の端正なフォルムを基調に、白・黄・群青の三色が水平に配され、明快でありながら高い緊張感を湛えた構成を見せています。
鮮やかな色彩同士が拮抗しつつも、境界にはわずかな揺らぎが残されており、完成度の高さの中に人の手の気配が感じられます。
近年の桑田作品の小品はスタジオ制作体制のもとで展開されていますが、本作はそうした体制が確立する以前の制作年にあたり、当時ならではの密度や感覚がうかがえる一点です。
意図された構成の中に、微細な不均衡や偶然性が共存している点は、初期〜中期作品ならではの魅力といえるでしょう。
なお、本作が制作・発表された2015年当時、桑田卓郎作品は現在のような国際的評価や価格帯には至っておらず、本作も1万円台で紹介されていた記録が残っています。
その後、国内外での評価の急速な高まりとともに作品価値は大きく変化しており、本作は評価の転換期以前を示す、時代性を内包した作品と位置づけられます。
現代美術の文脈を強く感じさせながらも、日常の器として手に取れるスケール感を備えた一客。
鑑賞する楽しみと、使うことで立ち上がる感覚の両方を味わっていただける、桑田卓郎作品の魅力が凝縮された彩色カップです。
追加情報
| 重さ | 124 g |
|---|---|
| サイズ | 82 × 82 mm |













