
ミノワタカハルの壺は、ろくろを使わず、手のひらの記憶だけで形づくられます。揺らぎを孕んだアシンメトリーなかたちは、均衡を絶妙に保ちながら、静かに緊張をはらんだ存在感を放ちます。
その肌を彩る秞調は、古き美を踏まえつつも、作家ならではの創意が息づいています。伝統と革新が交差するその表情は、個性を宿しながらも、気品と格調を失いません。
ミノワタカハル
会期 5月8日ー14日(11日日曜休業)
営業時間 10時ー18時
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